最近のお気に入り
STELLA COLE「I've Got A Crush On You」:COTTON CLUB Live 2025
丁寧に歌われるバース(導入)から、するっと歌の世界に引き込まれました。まるでお芝居の一幕を見ているかのよう。ステラ・コールのしっとりとした歌唱も素敵です。それにしても、ガーシュイン・ブラザーズも粋な作品を多数残しましたね。
"Sommation" by Bob James and Dave Koz | From the Album "Just Us"
ボブ・ジェームスも、デヴィッド・サンボーンとこのようなレコーディングをしたかったのかもしれない、と想像しました(過去にデュオの録音が1曲だけある)。デイヴ・コーズの力強く堂々とした演奏も素晴らしい。最後のガッツポーズも納得です。
Hiromi's Sonicwonder - Yes! Ramen!! (Official Music Video)
上原ひろみさんの新譜『OUT THERE』からのMV。これだけ散歩や運動すれば、ラーメンも美味しいだろうな。食事のシーンにあわせて曲調が変わるところで笑ってしまいました。動画編集、ナイスです。
Seaside Jukebox: 2025/清明
- Enemy ft. Kit Downes - Countdown
- Nnenna Freelon - Dark and Lovely
- Naama feat. Itai Kriss - Weaver Of Dreams
- Béla Fleck · Edmar Castañeda · Antonio Sánchez - Archipelago
- Yotam Silberstein/ John Patitucci / Billy Hart - Delilah
- Shai Maestro - Gloria
- 寺尾紗穂 - 浅間温泉望郷の歌
tr.7) 動画の概要欄に説明がありますが、戦時中に特攻隊の一行が浅間温泉に滞在した際に歌われた歌。「世界平和」という明るい歌詞の裏に潜む暗い影に、なんともやるせない気持ちになりました。
memo
SuperBlue - Turn To Stone
大好きなんですよ、スーパーブルー。好きすぎてプレイリストを作るくらい(笑)。ヴォーカルのカート・エリングとギターのチャーリー・ハンターのユニット。一時的なユニットかと思ったら長続きしているのが嬉しい。今回も器用な二人の才能が見事に炸裂しています。聴く、というよりも踊れるトラックですね。
Kurt Elling - SuperBlue (Live at The Pool, London)
カタカナ英語の行方
Nat King Cole Sings Sweet Lorraine | The Nat King Cole Show
先日、上のナット・キング・コールの動画を見ていて、思わず目を奪われたのが背景に飾られた掛け軸でした。そこには、ミュージシャンの名前が英語の発音に寄せたカタカナで記されていたのです。これがなんとも面白い。
レイ ブラン (Ray Brown)、ロイ エルリジ (Roy Eldridge)、ハブ・エレス (Herb Ellis)、スタン ゲツ (Stan Getz)、コルマン ハケン (Coleman Hawkins)、イルノイ ジヤケト (Illinois Jacquet)、ジヨ ジヨンズ (Jo Jones)、オスカ ピタサン (Oscar Peterson)…
普段見聞きするカタカナ表記とはずいぶん違うので戸惑いましたが、これらが本来の発音に近いことに気づきました。ゆえに、ピーター・バラカンさんや村上春樹さんのように、カタカナ表記をよりネイティブの発音に近づける試み(たとえば「マイルズ・デイヴィス (Miles Davis) 」表記など)は、もっと評価されても良いのかもしれません。
そういうことを言う方が少なくないですが、人の名前は努力してちゃんと発音しないと失礼だと思いませんか。 https://t.co/je7G6G2U2X
— Peter Barakan (@pbarakan) 2024年1月21日
もちろん、長年親しんだカタカナ表記をすべて今から変えるのは難しいです。このブログも、長く慣れ親しんだ従来の表記に準じています。しかし、今後はせめてもミュージシャンの名前だけでも、もう少し原音に近づけることができれば。そんなことを考えさせられた、興味深い掛け軸でした。
(テキスト添削:Gemini)